シナプソロジーって聞いたことありますか?
脳トレのひとつなのですが、年代性別問わず、アスリートまでも使えるメソッドなのでご紹介したいと思います。
11月25日発売のフィットネスビジネス誌にシナプソロジーが大きく取り上げられています❣
シナプソロジーとは?
シナプソロジー(synapusology)という名前は、シナプス(synapse)と○○ロジー(-logy)を組み合わせた造語です。
シナプスは神経細胞と多種細胞間のシグナル伝達をしてくれるもので、「学問」の意味のあるーlogyと組み合わせ 「脳神経細胞同士の結びつき理論」の意味合いのようです。
「2つのことを同時に行う」「左右で違う動きをする」といった普段慣れない動きで脳に適度な刺激を与え、活性化を図ります。複数人で楽しく行うことで、感情や情動に関係した脳も活性化され、認知機能や運動機能の向上と共に、不安感の低下も期待できます。このプログラムは、昭和大学脳神経外科の藤本司名誉教授にアドバイスを頂きながら(株)ルネサンスが独自で開発しました。
民間のスポーツクラブが開発したプログラムのひとつです。
どのようなメソッド?
ではシナプソロジーは、どのように行うのでしょう。
動きは?
「シナプソロジーインストラクター」の資格を持った人が行うことができます。※
場所や人数に決まりはなく、何人でも、道具がなくても行えます。
インストラクターが、その場の広さや受ける方々の状況に合わせて、じゃんけんやボール回しなどの基本動作の指示を出します。
そして、感覚器や認知機能への刺激を変化させ続け、それに反応しようとすることで脳の活性化を図ろうというプログラムになっています。
シナプソロジーは10分から20分程度を目安に行います。
オフィスでも会議や研修前に行うこともでき、他の運動プログラムと組み合わせたりします。
※地域のお仲間でできるような「普及員」というくくりもありますが、こちらは大勢の不特定多数の人の前での指導はできません。
効果は?
効果として、爽快感・集中力・判断力の向上、抑うつ感・疲労感・ストレスの低下などがあげられ、これらは、実際に検証結果がでているものです。
わかりやすいところでは、何よりシナプソロジーを体験した方は皆さん笑顔になります。
楽しくないと笑顔や笑いは起こりませんよね。
笑顔や笑いは、免疫力の向上効果など、すでに予防医学では取り上げられてきていました。
年代、性別、目的によってさまざまですが、開発元のルネサンスではジュニアスイミングに取り入れ、実際に幼児期の子供たちの積極性などの向上がみられるようです。
また、クラスが始まる最初に行うシナプソロジーをやりたくて、遅刻が減ったそうです(^^
かわいいですね~
集中力もアップして、泳ぎも早く上手になれたらいいことずくめですね♪
3つの大きな特徴
では、数ある脳トレとの違いはあるのでしょうか?
できることを目的としていない
メソッド(方法)といえば、技術的に完成させるためのものや、動作をより上手く行うためのやり方を解説したものがほとんどです。
そのようなメソッドの中にあり、シナプソロジーはできることを目的としていない珍しいメソッドなのです。
簡単な動作を楽しみながら行うこと、行おうとすることで脳が刺激されて活性化が促されます。
それこそが、シナプソロジーの目的ですので、脳の混乱を楽しみましょう!
声を出しながら行う
シナプソロジーのもう一つ大きな特徴は、動作とともに必ず口も動かす、声を出して行う脳トレーニングなんです。
声の大きさは関係ありません。
脳は、手の動きと声を出して刺激が促される分野が大きいので、声を出すことが脳の活性化に大きくかかわっています。
声を出す参加型のトレーニングは以外に少ないように思いますが、どうでしょうか?
そして、声を出すことに慣れてくると、だんだんと大きく発声できるようになってきます。
大きな声が出せるようになると、おのずと自信も出てきたりしませんか?
一人暮らしや、核家族化もあり、年代問わずあまり声を出さなくても生活できる時代・・・自分をアピールするためにも効果的かもしれません。
また、シナプソロジーを企業の研修の最初で行ったり、朝礼で取り入れたりするところも出てきています。
シナプソロジーを実施することで、コミュニケーションが取れ、和やかにスタートすることができます。
年代性別を問わない
なんといっても、シナプソロジーの最大の特徴は、幼児から高齢者までが一度に同じメソッドを行うことができる点だと思います。
もちろん、程度はありますが、たとえばPTAの行事で三世代が揃ったような場面で、一緒に同じプログラムができることはなかなかありませんよね。
シナプソロジーはそれが可能なんです。
難しく考えず楽しく!(^^)!
いかがでしたか?
このように、シナプソロジーは民間のスポーツクラブが医師のアドバイスを得ながら開発した、脳トレーニングプログラムなのです。
「シナプソロジー」と言葉だけ聞くとなんだか難しそうな感じがしますが、そうでもないことがおわかりいただけましたか?
まだまだ、認知度は低いですが、身近なところでは2017年夏の甲子園で初優勝した花咲徳栄(はなさきとくはる)高等学校が、このメソッドを取り入れていたことは話題になりました。
そして、急速に高齢化が進む韓国内での普及活動に向け、すでに韓国人のシナプソロジーインストラクターも誕生しています。
フィットネスビジネス誌に掲載!
普及会会員が1万人を超え、雑誌にも取り上げられています。
機会があれば、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょう❣
12月27日更新