受刑者が盲導犬候補の子犬(パピー)を育てるプログラムの第10期修了式がありました。
子犬たちを10か月間お世話をしてきた受刑者。
それぞれの想いは・・
目次
概要
島根県浜田市旭町丸原の刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」でこのほど、昨年3月から10カ月間、世話をしたラブラドルレトリバー6頭が日本盲導犬協会に引き渡された。6頭は隣接する同協会の訓練センターで盲導犬になるための訓練を受ける。
受刑者19人が6班に分かれ、生後5カ月だったパピーとそれぞれの個室で寝食を共にし、排せつや簡単な指示に従うトレーニングをしてきた。竹中樹センター長は「命を育むことの尊さなど、学んだことを社会復帰後の生活に生かしてほしい」と式辞を述べた。
その後、受刑者はパピーをなでたり、抱きしめたりして別れを惜しんだ。50代の受刑者は「小さな積み重ねで大きなことを完成できる喜びを学べた」と振り返り、40代の受刑者は「責任感と協調性の面で成長できた。最初はかまれて大変だったが、明日から寂しさが増しそう」と話した。
受刑者が育てたパピーは58頭となり、12頭が盲導犬として活躍している。
引用:読売新聞
引用:読売新聞
仔犬の事を英語でpuppy(パピー)と言います。
仔猫はkitten(キトゥン)です。
島根あさひ社会復帰促進センターとは
「島根あさひ社会復帰促進センター」は島根県浜田市旭町に2008年10月から運営をスタートした、官(国)と民(民間事業)の協働施設です。
基本理念は『共に創る』
様々な取り組みを通して、受刑者の社会復帰と再犯防止に努める大きな施設です。
詳しくお知りになりたい方はこちらから。
センター所在地
出典:Googlemap
盲導犬になる為に
島根あさひ社会復帰促進センターで排せつや簡単な指示に従うトレーニングをしてきた子犬たちは、隣接する日本盲導犬協会の訓練センターで盲導犬になるための訓練を受けます。
これから、厳しい訓練が始まるのですね。
頑張って!
盲導犬て、どんな訓練するのかな、どんな一生なのかな・・
ご興味ある方は日本盲導犬協会ホームページへ。
おわりに
島根あさひ社会復帰促進センターに入所の受刑者が、どのような罪でセンターにいるのかはホームページからはわかりませんでした。
面談があるようですから、一定のラインで社会復帰性等を専門の方々で相談、検討するのだと思います。
受刑者は、色々な取り組みの中で出所後にその先の人生を考えられる場を与えて貰えるなんて、素晴らしいし、本当にラッキーだと思っていただきたいです。
その中の「パピープログラム」。
言葉が離せない子犬を相手に奮闘した日々は必ずプラスになってくれることと思います。
2019年をどんな年に創り上げるか・・
自分次第です♪
お読み頂きありがとうございます。