1月10日は「110番の日」だそうです。
昨年、全国の警察が受理した110番通報のうち、2割が緊急対応が必要でないものだったとのこと。
タレントの稲村亜美さんが、一日通信指令本部長をつとめました。
「警察相談ダイヤル」ご存知でしたか?
緊急性の有無って難しいところです。
そして2月、東京消防庁は高齢化に伴う新しい取り組みも。
目次
概要
2018年、全国の警察が受理した110番通報のうち、急を要しない通報が2割近くにのぼっていたことがわかった。
警察庁によると、2018年1月から11月末までに、全国の警察が受理した110番通報は、835万9,712件だった。
そのうち、緊急対応を必要としない通報は160万3,721件で、全体の2割近くにのぼり、中には、「電話を買ったので110番につながるか試してみた」、「家の中のゴキブリをどうにかしてほしい」といったものもあったという。
警察庁は、緊急性のない場合は、相談専用電話「♯9110」を利用するよう呼びかけている。
引用:FNN
緊急性の線引きはどこ?110番の利用と他の番号の利用。
では、具体的に緊急を要するとはどんな時なんでしょうか。
調べてみると・・
警察官にすぐに現場へ駆けつけてほしいときは110番
警視庁の「こんな時こそ110番」には
出典:こんな時こそ110番
挿絵でわかりやすく載っています。
これから視覚からの情報を多く発信していただく事はとても大事だと思えます。
警視庁のHPには、18秒に1件の割合で110番が鳴っていると記されています。!
「こんな時こそ110番」には、110番通報時に伝えて欲しい事や落ち着いて場所を正確に伝えてなど、110番に際し必要な事が書かれています・・はい、沢山(;’∀’)
詳しくご覧になりたい方はこちらから⇒警視庁「こんな時こそ110番」
緊急時ってパニックになっている事が多いですから、落ち着いてというのは慣れてる方でないとなかなか・・
これから高齢社会に入っていくのですから、お仕事増えますが、応対の警察官の方のスキルのひとつとして、「落ち着く方法の伝授」は必要かもしれません。
出典:FNN
タレントの稲村亜美さんが、一日通信指令本部長をつとめ、実際に110番通報の応対などを体験したようです。
※局によって緊急性の割合報道が違いますが、こちらではFNNを掲載させて頂いてます。
どんな方法でもいいですから、緊急の110番と相談ダイヤルの#9110番の違いの認知が必要ですよね。
悩み事・心配事は相談専用電話の「♯9110」を利用しよう
出典:警察相談ダイヤル
ホームページだけでなく、地域の交番などにもイラストで貼ってあるのでしょうか?
地域の交番にわざわざ行ったりしないですから、交番の事、意外に知らないです。
う~ん、家事相談でも、場合によっては緊急性が出る事もあります。
難しい・・
他を見てみますと、怪我人が出そうな場合は110番という事が書かれたものもありました。
山・川・海の事故は?
なんと、事故の発生場所で緊急番号が違うようです!
山の事故は110番。
川の事故は119番。
海の事故は118番。
知りませんでした💦
ネットの反応
★一度110番に電話する基準の事柄を記載した方が良いかも知れない。
こんな見当違いの電話をする人達の年齢層が知りたい。★110番も119番もモラルの欠落した通報やいたずら通報には厳しく対処して重罰を科すべき
★「急を要しない通報」ってどの程度なんでしょう。
「110番につながるか試してみた」と言うのは論外ですが、「昨夜、空き巣に入られた」って言うは急を要する通報なのでしょうか。
「いたずら」と「急を要しない」とは全く意味が違うと思います。引用:Yahoo!コメント
体験談
20代の頃、下手くそ運転で、道路標識にちょっと当たってしまい、見事に標識が根元から折れてしまったことがあります(笑)
「へ?」
バックで切り返し失敗したのですが、犬の尿で錆びていて、標識の倒れる方向によっては車に当たっていたかも。
その時、パニックになっていた訳ではありませんが、110番に電話してしまいました。
バイクで来てくれた警官は「これは警察署でいいんだけど」と。
緊急性はなかったですが、私の中で選択肢がありませんでした。
そんなわけで、知らないという事は年齢は関係ないですね(;^_^A
救急搬送時の蘇生についての新たな仕組みを検討
未曽有の超高齢社会に突入の日本。
東京消防庁が新しい仕組みの導入に向けて動き出しました。
出典:テレ朝news
東京消防庁は、患者本人が蘇生を望んでいないことが確認されれば救急隊がそれを中止できるようにする新たな仕組みの導入を目指していることが分かりました。
ここ数年、救急隊員に高齢者の家族が蘇生をやめるよう求めるケースが増えていて、対応が課題となっていました。医師などの専門家による東京消防庁の懇話会は12日、患者本人が心肺蘇生を望まないことがかかりつけの医師などから確認できた場合に家族から同意書をもらい、蘇生や搬送を中止できるようにする新たな仕組みの導入を答申しました。東京消防庁は、国などと議論を重ねて早ければ今年中の運用を目指すということです。
引用:テレ朝news
ネットの反応
★延命の無駄な医療費も削減できて救急隊員の時間も効果的に使えます
家族と本人の意思なら尊重しても良いでしょう★正直な話、全国に広まる事を願いたい。
自分は延命、蘇生は不要なので。★助からないことがはっきりしていれば、蘇生を望まないという話だと思いますが、大前提として、医師が判断しなければならないはず・・・最低限、搬送されることが必要になるのではないでしょうか?
家族が、その点を不満に思い、搬送中止してしまった消防(東京都)を、訴えるなんてことがおきてしまいそうです。引用:Yahoo!コメント
線引きをしっかりしないと、医師でも訴えられるケースがあるわけで・・
難しい問題ですが、切実な問題です。
さいごに
110番と#9110番、緊急案件と相談案件の線引き・・・
もっと積極的に周知して頂かないと、分かりづらいような気がします。
すでに、人口の60%を40歳以上が占める日本。
是非この機会に、ご家族で話し合ってみていただけたらなと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
2月13日更新