【虐待から救う】児童福祉司増員決定!児童相談所の現実!人手不足と過酷な業務。戦場で燃え尽き症候群に陥る職員…

児童虐待の最前線で対応にあたる児童相談所。

都道府県や政令指定都市など全国212カ所(2018年10月1日時点)に置かれています。

17年度は過去最多の対応数の13万件以上。

16年度に虐待を受けて死亡した子どもは年に77人。

相談数の急増で児童福祉司の方が圧倒的に不足している現状です。

社会保障審議会のワーキンググループ(WG)は、12月7日に児童虐待防止対策強化に向けた報告書素案について議論しています。

そんな中、政府は18日、子どもの虐待を防ぐため対策を強化を決定しました。

少しでもご興味持っていただけたら・・

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多忙な現場を、職員らは「戦場」と呼ぶ

「2000年に児童虐待防止法が施行され、それまで保護者からの相談に重点を置いていたのが、施行後は、虐待に気づいたら、児相に通告することが義務となりました。通告が入ると休日でも『待ったなし』の場合があります」

 さらに04年の法改正で、子どもの目の前で親が配偶者に暴力を振るう「面前DV」も心理的虐待に当たるとした。07年には虐待通報から48時間以内に安否確認をする「48時間ルール」が決められ、13年にはきょうだいの虐待を見た子どもも「心理的虐待」を受けたとして児相が調査するようになった。15年には全国共通ダイヤルの「189(いちはやく)」がスタート。いずれも欠かせない取り組みだが、社会的関心の高まりとともに、児相の業務が急増した。

全国の児童相談所が対応した虐待件数が17年度、過去最多の13万3778件(速報値)を記録した。この5年で2倍。対して、児相で虐待対応の中核を担う児童福祉司の数は現在約3200人。同じ5年間で1.2倍になったに過ぎない(グラフ参照)。児童福祉司を増員しても虐待件数の伸びに追いついていないのが現状だ。その多忙な現場を、職員らは「戦場」と呼ぶ。

引用:AERA.com

戦場・・

どれだけ愛のある戦場か。


出典:AERA.com

医師の方が命に向き合うよりももっと難しい事をされていると思います。

同じ相手(病状)はいないのですから。

職員の方々の日々の葛藤は計り知れません。

虐待を巡る制度の変更が職員の方の忙しさに拍車をかけている事は確かです。

過酷な業務とプレッシャーは職員の燃え尽き症候群を誘発

児童福祉司1人当たりの虐待の対応件数で、最も多いのは埼玉県と大阪府。


出典:AERA.com

継続案件や非行など虐待以外の案件がはいると、児童福祉司の方1人が抱えるケースは100件を超す場合もあるそうです。。。

専門知識があり、現場で臨機応変に対応して下さっている方の経験では、1人の職員が1年間で対応できる子どもは、せいぜい30人か40人で、よりきめ細かく対応しようとすれば20人程度だそうです。

現状の児童福祉司の方は本来の業務内容の対応の3倍ほどの案件を受け持っているという事になります。

本来の業務は相手の心を読みながらの対応ですから、時間の制限などがあると、そこだけでもプレッシャーになりますし、ジレンマにもなり、上手くいかないと自分を責めてしまう事にも繋がってしまうのだと思います。

そして、やり切った感を持てないまま次々と案件が…

なんの為にこの職業を選んだのか・・

バーンアウト

燃え尽き症候群に陥ってしまう職員の方が出てしまうと、また他の職員の方々へしわ寄せがいってしまう悪循環。

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常勤弁護士の配置推進

厚生労働省の社会保障審議会のワーキンググループ(WG)は7日、児童虐待防止対策の強化に向けた報告書素案について議論した。

素案は、児童相談所(児相)が法的なバックアップを受けて子どもを迅速に保護できるよう「常勤弁護士の配置推進」を盛り込んだ。ただ、配置の義務化にまで踏み込むべきかどうかでは意見が割れ、両論併記となった。

WGでは弁護士配置のあり方に議論が集中。「法改正後も常勤弁護士の配置は進んでおらず必置にすべきだ」「日常的に関与するには常勤以外にあり得ない」と配置の義務化を求める意見が出た。

引用:毎日新聞

色々な立場の方々の議論の落としどころを見つけ、法的に発動まで持っていくのは並大抵のことではありません。

牛歩でも努力は続いています。

ネットの反応

★福祉も教育も人手を増やして、資格を持っている人を増やすべき。
国が人を増やすことにお金を使ってくれるだけで、いくつかの問題は解決する。
人がいないのがまず根本的な問題で、今の人数で、権限とか体制作りとかを議論したところで、その議論がまた業務として増えるだけのような気がする。

★もっと児相の権限を強くすべき。
子供に会えなかったから虐待の事実が把握出来ず対応出来ませんでした、なんてもう何度聞いたことが。
死んだ子供から見たら、ふざけるな!だと思う。
ことは殺人事件、長く時間をかけて、ゆっくりゆっくり殺されていっている凶悪事件。
もう悠長な対応してる時代じゃない。
そして、親御さんも万が一誤解されて児相が乗り込んできても、とりあえず万全の対策が出来るまでは我慢して欲しい。
通報した人も児相の職員も、あなたの育児に文句があるわけじゃないから。
あなたの子供のことを大切に想って、結果勘違いしてしまっただけだから。

★>>もしどこかのタイミングで子どもたちの泣き声を職員が直接聞いていたら、何としてでも助けたと思う。
直接聞いていても助けられたか疑問に思う。
子供が亡くなった後きれいごとばかり言っても意味が全くない上説得力もない

★住民は自相でなく警察に通報するべき。自相には何の権限もなく文字通り相談受けるだけの場所なんだから。警察も忙しいと思うけど、万引きや酔っ払いよりは子供のことで通報のあったところへ真っ先にいってあげてほしい。子供の泣き声は110番の代わりと思って。

引用:Yahoo!コメント

色々なご意見があります。

地域の繋がりを!

「児童虐待には複雑な背景があり、児相のみで解決できるものではない。福祉、医療、保健、教育、警察、司法など各分野に子どもの虐待について専門的知識を持つ部署が置かれ、連携しながら社会全体で支える仕組みをつくっていかなければなりません」

引用:AERA.com

社会全体での仕組みを早急に変えて行かなければならない中、私たちにできる事は何でしょうか?

まずは人に関心を持つことだと思います。

子供たちに声をかけて頂きたい。

挨拶は基本です。

マンションで子供に、危ないから挨拶させない…

挨拶しないで大きくなった子が,挨拶できる大人になれるわけがありません。

それより、何か変わったことがあったら、忙しくても家庭で話し合う事ができる方向に持っていって欲しいと思います。

機械化、IT化が進んでも最後は「人」です。

会話をして、笑顔で挨拶をしましょう。

是非、優しい声をかけて欲しい。

また、子育て中で苦しい方。

家にいないで外に出ましょう(^^♪

児童福祉司の増員を政府決定!

今年3月、東京・目黒区で5歳の女の子が虐待されて死亡した事件を受け、政府は2022年度までに行う児童虐待の防止対策を決定しました。

全国の市町村約1740カ所に虐待情報の収集などを行う「子ども家庭総合支援拠点」を設置するほか、児童相談所児童福祉司を2020人程度、増員します。

政府は虐待の発生時から子どもが自立するまで切れ目のない支援を行う体制づくりを目指すとしています。

引用:テレ朝news


出典:テレ朝news

人だけ増やしても…というご意見もあるかもしれませんが、余裕が生まれないと知恵も出てこないと思いませんか。

おわりに

人間関係が一番のストレスになるそうですが、ストレスを和らげてくれたり、発散できるのも人間関係だそうです。

ストレスのない人はいません。

どううまく付き合っていくかではないでしょうか。

人間ですから、ひとりで生きていけるものでもありません。

私個人としては、児童福祉司の方々の個々のご家族の事を考えてしまいます。

お仕事に熱心になるばかり、ご自身の家庭は大丈夫だろうかと。

スイッチの切り替えは難しいと思います。

でも今すぐにできる事は、経験が必要な職業だけに長く続けていただける「守り」の体制だと思います。

職員の方々が上手くリフレッシュできる方法を、業務として取り入れて欲しいと切に願っています。

今も5日に1人、未来ある幼い命が失われているそうです・・・

政府の決定に願いを託し、皆で日本の未来を担う子供達、また、その親世代も救っていく必要があるのではないでしょうか。

「令和」がやってきました。

違った未来も拓けて欲しい・・

大きく深呼吸!

お読みいただきありがとうございます。

2019年5月3日更新

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