「ひきこもり」についての国の初めての調査結果がまとまりました。
その中で、中高年のひきこもりが推計60万人以上に上るという衝撃的な数値が浮き彫りになりました。
しかし、青少年のひきこもりも増えています。
若者の人口減少を考えると問題はとてつもなく大きい気がしてしまいます。
親子の対話ありますか?
実体験も含めて少しでもお役に立てれば。。
引きこもりの長期化で
人口の60%を40代以上が占めている日本。
出典:TBSNEWS
国の調査で、40~64歳のひきこもりが、推計61万人以上もいることがわかりました。
これは直近の調査で推定された若者のひきこもりの数を上回る数字です。背景には、ひきこもりの長期化があります。
7年以上ひきこもっている人が半数近くいたのです。なぜ、ひきこもりは長期化するのか。
引用:TBSNEWS
「中高年ひきこもり」の全国規模の数が明らかになるのは初めてのことです。
出典:TBSNEWS
ひきこもりというと青少年・若年期の問題と考えられてきましたが、上手く社会復帰できず、長期化・高年齢化が進んでしまっているようです。
青少年期、せめて若年期で社会復帰するためにできる事はあるのでしょうか。
ひきこもり(HIKIKOMORI)とは
日本の問題だけではないようでHIKIKOMORIはそのまま世界で使われています。
ひきこもりというと全く家から出ないイメージありませんか?
外出しててもひきこもり!
ひきこもりとは、家族以外との人間関係がなく、社会参加をしていない状態を指します。必ずしも家に閉じこもっているわけではなく、外出をするような方でも家族以外の方との親密な対人関係がない状態は引きこもりに含まれます。
引用:Medical note
おわかりでしょうか。
コンビニに買い物に行っていても、親しい友達とたまには遊んでいても・・
ひきこもりかもしれないという事です。
バカな私は気づきませんでした。
ウソをついたり、親には優しかったりしていませんか?
親の方が気を使って話していませんか?
誰でもひきこもる
ひきこもりの原因はさまざまですが、きっかけとして大きいのは「不登校」と「退職」です。
ひきこもりになりやすい方はもともと内向的だったり非社交的だったりという傾向は指摘できます。しかし、社交的な人がひきこもりになる場合も珍しくありません。「こういう人はひきこもりやすい」とは言えても「こういう人はひきこもらない」とは言えないのです。
引用:Medical note
心の問題ですから難しいですよね。
うちの場合のきっかけは、大学受験に失敗したタイミングでした。
ひきこもりの治療は
家族の協力で8割改善!
ひきこもりの治療的支援は段階的になされます。①家族相談、②個人療法、③集団適応支援です。家族相談で重要なことは、本人がもう一回他者と触れ合うことができるように家族が協力することです。
全体の8割ほどは、これによって改善します。
引用:Medical note
家族の対応で8割が改善って凄くないですか。
何故でしょう。
身内だけで何とかしようとしても、身内だからこそ難しい事が多いからだと思います。
思い切って相談してみましょう。
ただ、相手も人間ですから、相性は絶対あります。
ペコペコする必要は全くありません。
対応に不満がある場合は他の日とか、他の人に対応してもらうか、別の所を探すなど、努力して欲しいです。
情報収集はインターネットを活用。ただし!
ひきこもり地域支援センターのほかにも、自治体によっては精神保健福祉センターが充実したひきこもり支援活動をしているところもあります。ひきこもりをとりまく社会資源は、ゆっくりとではありますが、かなり充実してきたように思います。
残念ながらそうした情報はほぼネット上にしかありません。ご家族にはぜひとも情報収集に励んでいただきたいと思います。
引用:Medical note
本当に情報がない。
メディアの特集でも興味付けに重きをおいてあり、良い事はやらない。
私は切羽詰まってからネットを使いました。
何しろ、私は子供がひきこもりだとの自覚が無いバカ親だったので(;´Д`)
でも、甘い言葉に惑わされずに慎重に。
ひきこもりの状態の方は千差万別ですが、100万人以上。
そしてその家族がいます。
立派なビジネスとして成り立っていて、ウソも多いのです。
藁をもつかむ気持ちで頼ると、見えなくなることも。
「振り込め詐欺」と同じです。
広告をうのみにせず、ひとりだけで対応しない事をお勧めします。
大事な家族だからこそ
相談・・勇気がいりますよね。
でも、自身の話を聞いてもらえるだけで、気持ちが軽くなったりします。
こちらとて、仙人じゃないのですから、何でこんな思いをしなくちゃならないのか、泣きたくなりますよ。
蓋をしておいても状況は改善されず、親(自分達)は必ず先に逝くのです。
最優先事項は「ひきこもる人」を社会と接点を持たせる為の行動です。
自己満足や世間体が先に立ってしまっては、改善されない事に気づかなければなりません。
世間体
ひきこもりは、きっかけはあるようですが、未然に防ぐことは難しくて、むしろひきこもりになってからの対応が大事なようです。
リサーチで素人が自身に起こったことだけで文字にするべきでないと考え、ここまでの内容に致しました。
今回、ひきこもりが「状態」である事に気づかされ、改めて自身の母親としての対応を振り返えりました。
できる事はしてきたと思っていました。
しかし、向き合って話をするとキレられ、こちらも仕事で疲れているので面倒だったことは確かです。
配偶者の協力も得られず、何とかしなくてはと気持ちばかり焦っていたように思い返します。
そしていつしか、自分が仕事に逃げていた4年間。
世間体を気にしていたのは私だったのかもしれません。
本人が一番つらい…
大切なご家族の為にもう少し頑張ってみませんか?
おわりに
私個人の経験や見方があります。
ひきこもってしまった年齢や経緯はみな様々です。
少しでもお役に立てるところがあれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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