防災ヘリ「はるな」墜落!その時何が起こったのか?検証委員会、報告書まとめ発表。

2018年8月10日

白根山の稜線トレイルの安全を確認中の防災ヘリが墜落し、9人の尊い命が奪われてしまいました。

安全確認の為に飛び立ったヘリ。

一体その時何が。。

年があけ2019年1月23日、事故調査報告書が発表されました。

スポンサーリンク

概要

第一報は・・

10日午前、群馬県の草津白根山の上空で9人が乗った県の防災ヘリが消息を絶ち、行方がわからなくなったが、この防災ヘリとみられる機体が山中で見つかった。また、機体のそばで容体不明の8人が見つかったという。

10日午後2時半すぎ、日本テレビのヘリコプターのカメラが、群馬県の防災航空隊のヘリ「はるな」とみられる機体を、群馬県の横手山付近の上空で発見した。

県などによると、「はるな」は10日午前9時15分に群馬ヘリポートを離陸。午前10時45分に着陸予定だったが、定時に戻らないことから、午前11時45分ごろに捜索を始めたという。

防衛省によると、機体のそばで8人を発見し、うち2人を搬送しているということだが、容体はわかっていない。県によると、「はるな」には県の防災航空隊の機長・天海紀幸さん、整備士の沢口進さん、隊長の小沢訓さん、隊員の岡朗大さん、吾妻広域消防本部の田村研さん、水出陽介さん、塩原英俊さん、黒岩博さん、蜂須賀雅也さんの合わせて男性9人が乗っていた。

引用:日テレNEWS24


出典:日テレNEWS24

群馬県の長野原町にある病院のヘリポートからの離陸だったようです。

10日の関東地方は、台風13号の影響が残っているのか、異常気象の影響か、急に黒い雨雲が出て来たり、大気が不安定です。

動画の映像では時折画面が白くなり、雲が多い様子が見て取れました。

その影響もあったのでしょうか?


出典:日テレNEWS24

尾根などの飛行には風の影響を受けやすいヘリコプターは高度なテクニックがいるそうです。

何があったのでしょうか?

墜落現場は白根山横手山北側付近

また、捜査本部は渋峠ホテルに置かれており、続々と緊急車両が到着しているようです。天候の急変で現地は濃い霧に覆われており救助に支障が出ている模様です。

スポンサーリンク

考えられる事故原因は?

群馬県警によりますと、墜落場所は群馬県中之条町の山林で標高2307メートルの横手山の北側です。

群馬県の防災ヘリ「はるな」は機体の長さ17.1メートル、定員は15人です。ヘリを運航している会社の齋藤健司さんによりますと、ヘリコプターは一般的に気温が高いと性能が落ちてしまう場合があり、また、積乱雲からの下降気流に弱いといいます。10日の草津周辺の気温は24.6度とそれほど高くはなく、積乱雲も発生していませんでしたが、朝から雷注意報が出ていて天気は不安定な状態でした。齋藤さんによりますと、午前中は雲が多い状態だったので、視界を確保するためにヘリの高度を下げて山の稜線(りょうせん)に接触した可能性もあると指摘しています。また、ヘリには9人が乗っていたとされ、装備品なども多く、重かったとみられ、ヘリの操縦性能が低下した可能性もあるということです。

引用:テレ朝NEWS

機長の天海紀幸さんは、飛行時間5000時間を超える、大ベテランだそうです。

色々な事が重なってしまったのでしょうか・・

装備が重かったとしても定員15名のところ9名だったわけですから、300キロ以上の装備ということになるような・・・

搭乗者の安否は?


出典:日テレNEWS24

上記の映像は14時すぎの第一報の映像です。


出典:テレ朝NEWS

局の違うヘリからの映像ではだいぶ視界が悪くなっているように見えます。

救助された2名の方は病院に搬送されましたが、死亡が確認されたそうです。

搬送された方がどなたかは不明です。

残念ながらその後全員の方の死亡が確認されています。

ネットの反応

・緊急時、機体全体を支えるパラシュート
開発してほしい。

・オスプレイもヘリコプターもどきだから
墜落する危険性が大きいと専門家は
言っていた。

・垂直飛行から横にプロペラを変換しているときに
ランスを崩すといわれている。

・空に浮かぶものは必ず地上に落ちてくる!
必ず落ちると思って私は海外旅行の時は、覚悟の上乗ります。
もちろん地上の乗物でも危険はいっぱいです。

引用:Yahoo!コメント

天候不良のため、10日午後8時で捜索は一旦打ち切られました。

搭乗者のご家族のご心配のお気持ちを考えるとことばがありません。

今後の原因究明も待たれるところです。

事故当時の見解、追悼式・・

そして、10月23日運輸安全委員会が、はるなの事故当時の見方を示しました。

 はるなは墜落前に2度にわたり右旋回をしており、視界の良い方向を探していた可能性があるという。一方、機内での機長らの会話については確認できておらず、引き続き事故原因の調査を進める。

引用:JIJI.COM

12月9日、亡くなられた9人のうち7人の消防隊員の方々の追悼式が行われました。


出典:FNN

遺族や消防関係者ら、およそ1,200人が出席され、黙とうを捧げました。
7人には、知事表彰が授与されたそうです。

職業が消防隊員でなかったお2人も同じ事故で亡くなられたのですが…

ご冥福をお祈りいたします。

県の検証委員会が報告書をまとめ公表

年があけ2019年1月23日、事故調査報告書が発表されました。

 報告書では、「県から運航を委託されていた会社が実際の飛行計画とは異なるルートを国交省に報告することが常態化していた」などと指摘。「委託業務の遂行状況を確認できるように県職員への専門知識の研修を実施すべき」などと提言しました。

 また、運航再開にあたっては操縦士2人による「ダブルパイロット制」を積極的に検討し、気象悪化などに伴う運航中止の基準も明文化するよう要請しています。

 事故をめぐっては、国の運輸安全委員会なども調査を行っています。

引用:TBSNEWS


引用:TBSNEWS

ご遺族の方々には、悲しい年明けとなってしまった事故。

新年号に入ってからの山開きに向けて、犠牲になられた9人の死を無駄にすることなく万全の態勢で臨んでいただけますように。

2019年1月23日追記

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする