【公立福生病院】人工透析治療中止で死亡した40代の女性患者、治療再開求めていた事がカルテに記載されていた。

東京・福生市の病院で、人工透析治療を受けていた40代の女性が、治療を中止し死亡していた事件で、カルテには女性が透析の再開を求めた記録が残っていました。

この病院ではこの女性以外にも、何例も透析治療中止の患者さんが亡くなっています。

東京都は、病院の対応が適切だったかどうか調べています。

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概要


出典:TBSNEWS

7日に第一報があり、その後10日には・・


 東京の公立福生病院で、腎臓病の女性の人工透析治療が中止され、死亡した問題で、この女性が亡くなる前に透析の再開を求める趣旨の発言をし、病院側が把握していたことが分かった。

東京都などによると、女性は重い腎臓病で、別の医療機関からの紹介で、去年8月9日に公立福生病院を受診した。

医師が透析を続けるための別の治療法を提案したが、女性は透析の中止を希望し、その日に同意書に署名したという。

女性はその後、病状が悪化して入院したが、その際、女性は透析再開を希望する趣旨の発言をしていて、病院側も把握していたことが分かった。

ただ、女性の意識が不安定だったため、容体が落ち着いた時に病院側が改めて透析の再開について確認したところ、女性は希望しなかったという。女性は16日に死亡した。

日本透析医学会のガイドラインでは、透析の再開を希望した患者には、病院は、意思を尊重して再開するとしている。東京都は、患者の意思確認が適切に行われたかなどを調べている。

引用:日テレNEWS

治療方針変更可能を説明せず・・

3月19日の報道では、

その後の関係者への取材で、女性が治療をやめた後、亡くなる前に透析の再開を求めた記録がカルテに記載されていたことが分かりました。

また、同意した治療方針を変更できる説明を病院側が女性にしていなかったことも分かりました。

病院では、この女性を含めて透析治療を最初から行わなかったり途中でやめたりした患者21人が死亡していて、都は病院の対応が適切だったかどうか調べています。

引用:テレ朝news

「同意」の治療方針を変更できる。

これは他の病気でもあるのかもしれません。

でも、人工透析では、確実に「死」に向かう事を、

しかもじわじわと向かう事を自身で選択した恐怖や辛さを感じます。

公立福生病院


出典:公立福生病院HP

都によると、福生病院では担当の男性医師2人が13年以降、他の診療所の紹介状を持って受診した患者149人に対し、透析治療を行わない選択肢を含めて提示。

担当医は命に関わる可能性について知らせたうえで高齢者ら約20人が透析治療をしないことを選び、うち複数が死亡したとみられると説明しているという。

引用:日本経済新聞

納得いく説明がなされていたのでしょうか。

勿論ご家族も含めて。

クチコミには透析の事もでています。

人工透析とは?

人工透析は、機能が低下した腎臓の代わりに、医療機器を使って、血液中の老廃物や余分な水分を除去する。腎機能が健康な人の7~8%より下がった末期腎不全で必要になる。透析を受けないと、食欲不振、全身のだるさ、意識障害など尿毒症と呼ばれる症状が出る。

引用:ヨミドクター

健康な人のたった7~8%しか働かない腎臓って・・・

なんて大変な病気なのでしょうか。

人工透析が命綱です。


引用:ヨミドクター

透析患者さんは・・

年々増加傾向を示している。

最も割合が高い年齢層は男女とも 65 ~ 69 歳であった。

年齢別患者数の経年推移をみると,導入患者の高齢化を反映して 65 歳未満の患者数は 2012 年から減少している。

つまり,わが国の慢性透析患者数の増加は,65 歳以上の患者数の増加によるものであることがわかる

引用:日本透析学会

前期高齢者の方々の透析の割合が多くなってきているのですね。

頻度と時間は週3回、1回あたり3~4時間が一般的。日本透析医学会の調査によると、この透析時間の患者は約8割に上る。

引用:ヨミドクター

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ネットの反応

★やはり透析治療のガイドラインに不満を持つ医師が、意図的に女性を死へ誘導した疑いが強まった。

★患者の意思は最重要だけれど、
・病院側の説明や意志確認の手続きが十分でない
・患者側からの申し出ではなく、医師の方から(インフォームドコンセントの一環ではなく)医療の一環として選択肢を提示
・その後、緩和チームを組むでもなく、患者が来院するまで放置している
などなど、ツッコミどころが満載。

引用:Yahoo!コメント

★透析施設で働いています。
患者さんが痛がる姿、身近に見ています。
果たしてこの患者さんに透析をして延命する意味があるのか?先生、患者さんが苦しんでいるじゃないですか!!叫びたくなることも多々ある。多くの医者は他人事のようにしている。
私は最期に今回の事件のようなドクターに出会えたら、心からと思う。

★優秀な医師が減っていかないことを祈るのみ
訴訟沙汰が増えて、うちの地元では産婦人科がなくなってしまった
結局こういうことで世間が騒ぐことは
自分たちの首を締めること

引用:Yahoo!コメント

沢山ご意見が寄せられています。

スペース多くご意見紹介致しましたが、お時間ございましたら、是非ご意見欄を読んでいただきたいと思います。

おわりに

人工透析を受けている方は全国で32万人以上いらっしゃいます。

苦しんで違う世界へ行かなければならない説明もされて、自ら納得したとしても、その時になってみないとわからない。

「尊厳死」と「安楽死」は同じじゃないのですね。

苦しまないように医師が手を貸すことは、このような場合でも許されないのでしょうか。

難しい、ほんとに難しい問題です。

一生懸命に患者さんの為を思って日々奔走される先生方が、一瞬にして医療に詳しくないであろう方達の記事によって、真実がわかる前に犯罪者扱いされてしまう。

未曽有の超高齢社会へ突入の日本。

医療の問題は日本の未来に直結しています。

3月19日更新

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