中学3年の男子生徒が9月から嫌がらせを受けていたと新潟県燕市の教育委員会が調査するそうです。
全国どこの中学校も一部の場合を除き、受験シーズン真っ只中。
学校も保護者も生徒もピリピリしている時期かもしれません。
でも・・
目次
概要
新潟県燕市の中学3年の男子生徒が同級生から消しゴムを投げられるなどの嫌がらせを受けていたことが分かり、市教育委員会がいじめがあったとして第三者委員会を設置し、調査することが28日、市教委への取材で分かった。
市教委によると、男子生徒は今月13日、同級生が投げた消しゴムで右目を出血するけがをし、翌日から22日まで欠席。保護者から相談を受けた学校が同級生に聞き取りなどをした結果、9月ごろから物を隠されたり、悪口を言われたりしていたことが判明した。
市教委は医師や弁護士でつくる第三者委を年度内に開き、原因を調べて再発防止策を検討する。
引用:KYODO
なんのための学校なのでしょうか。
なんのために、大人が教壇に立っているのでしょうか。
ネットの反応
★学校は勉強をする事が一番の目的だが、生徒を特に虐めには気を付けて見てほしい、確かに虐めは発見しにくく、分かりにくいが、どこかでサインを出してるかもしれない、先生もブラック部活やモンペ対策で忙しいと思うが...
昨日まで一緒に居た人がある日突然居なくなる事ほど辛い事はない。
虐めを行った生徒はその事実を、一生背負ってかなければならない。
学校でも家庭でも、子供を見て虐めが無くなると良いと思う。★「いじめは犯罪」と言うスローガンを見た事あるけど、いじめた子が逮捕されただなんて聞いたことない。
いじめた加害者とその保護者に厳罰を与えてほしい。★出血してるのに、傷害罪やと思うけど。
★被害者ズラして非常に見苦しい。
いじめの根本的原因の100%はやられる側にあります。
いじめの加害者とされる人物は正義感に駆られて異物を排除しようと正当防衛を行ったまでです。
何も悪くない。★命を落とす前だとフットワーク軽いな。
落とした後は「虐めは無かった」の1点張り。
いじめられてる子って被害を声に出すのが難しいんだけどね(´・ω・`)★消しゴムやチョーク 普通によく投げてたわな 普通に
引用:Yahoo!コメント
ご意見は世代やご自身の経験で、見方がだいぶ違うのではないかと思います。
生き抜く力はどこに。
学校を休んでしまうほどの怪我をしてしまった男子生徒。
彼は今、こういう状態になり、どんな気持ちでいるのでしょうか。
学校は何を教えるの?
教員免許を「取れるから取っておこう」。
公務員だし。
こういうお考えの人も先生の中には確かにいます。
全くの機械作業で子供たちに接しています。
一方、生徒から慕われる、子供たちを考えてくれる先生は,次から次に本来の仕事以外の仕事が回ってきて、サービス残業を余儀なくされています。
今は少しは軽減されているのでしょうか・・・
もちろん、学校では勉強を教えていただくわけですが、それだけなら、大人でなくても頭の良いお兄さんお姉さんはいくらでもいます。
機械化、IT化が進み、コミュニケーション能力を鍛える場所が学校で、その重要性は益々大きくなっているのではないでしょうか。
本気でぶつかっていかない大人を子供たちはよく見ています。
そして、ずるさを使い自分を守っていく術を学んでしまいます。
見破る眼を持って頂けているのでしょうか?
過敏に反応してばかりでなく、向き合っていただけているでしょうか。
加害者とされる子、被害者とされる子の両方の言い分を、保護者抜きで聴いてくれているのでしょうか?
いじめのくくり
社会全体でセクハラ・パワハラなどのハラスメントという言葉を頻繁に聞くようになりました。
ハラスメントとは、苦しめること、悩ませること、迷惑の意味があります。
まさしく嫌がらせ。いじめ。
・・という事は、大人になってもいじめは無くならないのです。
自分のストレスを自分より弱いと思える相手にぶつけていく。
または、やった方はそう思っていなくても、大事なことは、やられた相手がどう思っているかです。
そこを話し合いを重ねて解決していくのが、教育現場の大事な仕事なのではないでしょうか。
おわりに
人口の60%が40歳以上を占める日本。
今後、2020年には10人に3人以上が65歳以上になる試算が出ています。
学校は、未来を担う若者が、生き抜く力を学びながら大きくなれる場であって欲しいと思います。