2018年11月、宮城・仙台市内の自宅で、小学2年生の女の子と母親が無理心中した事件で、父親が記者会見で訴えました。
21日に市長に無理心中の事態になってしまった原因究明の要望書を提出しました。
家族は戻ってきません。
概要
出典:FNN
「いじめられて死にたいよ」
生前、長女が書いたメモ。父親によると、長女は1年生のころから、同じ学年の児童2人からいじめを受け、母親が20回以上学校に相談したものの解決せず、2人とも心身に不調をきたしていたという。
亡くなった長女の父親
「謝ってほしい…それだけです」一方、教育委員会は事件の直後から、学校への調査を始めているという。
引用:FNN
この事件は・・
昨年11月29日、木曜日
仙台市泉区の住宅で29日午後6時ごろ、この住宅に住む男性が妻(46)と小学生の長女(8)が死亡しているのを発見、男性の親族が110番通報した。宮城県警泉署が30日、明らかにし、現場の状況などから無理心中の可能性が高いとみている。
同署によると、仕事から帰宅した男性がリビングで長女、階段付近で妻が死亡しているのを発見したという。男性が帰宅した際、玄関は施錠され、部屋が荒らされた形跡もないという。遺書のようなものは見つかっていない。
男性は妻と長女の3人暮らし。同署は詳しい状況や原因などを調べている。
引用:産経デジタル
リビングの長女には首を絞められた跡があり、母親は首を吊った状態で発見されたそうです・・父親が帰宅して発見。。
母親は長期の心労で鬱状態だったかも。
痛ましすぎる。
出典:FNN
現場は
事件は仙台市泉区の高級住宅街で起こってしまいました。
近隣には公園やアウトレットモールがある新興住宅街のようです。
入居の家並みも同時期の建売のようですから、同世代か親世代同居かな?
報道によると、集団登校で学校に行く地域のようで、その集団登校でいじめが始まったようです。
近所の子ですよね。
通えそうな距離の市立小学校は3校あります。
そして、私立の仙台白百合学園が泉区柴山1丁目からは一番近いです。(~_~;)
学校へ再三相談も「ちょっと待って・・」
要望書提出の21日、父親が悲痛な胸の内を話していました。
父親によると、女児は昨年5月に同級生2人からいじめを受けていることが発覚。以降、腹痛などの体調不良を訴え、学校を休むなどしていた。
学校はいじめと認定したが状況は改善せず、女児は8月、「しにたいよ」などと書いた手紙を両親に渡した。母親は秋ごろから、体調を崩して通院するようになったという。
引用:KYODO
女児は、にらまれたり、無視されたりしたようです。
学校はいじめと認定していたのです。
相談しても学校側は「ちょっと待って、ちょっと待ってで、なにもしてくれないんだなと」(父親)
引用:NEWS EVERY
両者の話し合いの場が持たれたが・・・
そして報道によりますと、昨年8月に、いじめた側とされる子の保護者と話し合いの場を持ったようですが、学校側がいじめを受けて相談していた内容を、家族に無断で加害者とされる保護者に伝えていたそうです。
その為、「話し合いになんてなりません」と父親。
※NEWS EVERYでは8月に両者の話し合いの場と伝えていましたが、KYODOの報道の女児が書いた手紙を両親に渡した時期と、どちらが先かはわかりませんでしたが・・・
見つけました。。。
娘が両親に宛てて「しにたいよ」というメモを書いたのは、8月24日だった。始業式では、やはり1人から「にらまれた」。
8月31日に、母親同士の話し合いが設けられたが、相手の母親は「今さら謝れとでもいうのか」と話にならなかった。引用:5ちゃんねる
学校はマニュアル対応しかしなかった様子がわかります。
記事はこちらから。
ネットの反応
★こういう問題って学校も学校、教育委員会も教育委員会だと思うが、家庭内の状況も気になる。
父親も知っていたなら、いろいろと行動したんじゃないかと。
もちろんいじめた奴が悪いし、いじめる側を持つわけではないけど、家庭内の対応も大切だよね。
まぁ家庭の事情はなんともいえないけどね。★学校だけの問題かなぁ
父親は何してたんでしょう。
去年、両親宛に遺書渡したんでしょ。
母子心中するぐらい切迫してるのなら、転校という選択肢もあったと思うけど。
なんか違うと思う。子供がかわいそう引用:Yahoo!コメント
★母親を非難してる人がいるが、弁護士や学校などに相談してどうにもならなく、子供がいじめられていたら母親だって平常心ではなくなるのは当然だし、まともな精神状態ではなかったのは明らか。
悪いのはイジメをした本人とその親、防止できなかった学校側であり、母親を責めるのは筋が違うと思う。★気持ちはめちゃわかる。
あくまでも母親の気持ちですが。
私も子供の問題でノイローゼになりました。
子供よりむしろ自分の方が悩んで追い詰められていっていました。
子供はお友達が新しくできたらケロっとしてたりするけど私はずっと引きずっていたな。
小学校2年生がどこまで死を理解出来たのか…
転校とか他に手段はなかったのかなと思います。
お子さんもですがお母さんに救いの手があれば結果は変わっていたのかもしれません。
ご冥福をお祈りします。★同じ親として言葉にならない。お母さんは苦しみから救ってあげたかったのでしょう。命を賭して娘と一緒。胸が痛む。イジメは大人の世界で無くならないのに子供の世界で無くなるはずが無い。しかし親として子供にイジメはしてはいけない。加担してはいけない。そういう人を助ける。この3つを教えていく事。御冥府をお祈りします。
引用:Yahoo!コメント
現代の最高ツール、インターネット。
全く知らない方々の色々なご意見で共感しあえる、私だけじゃないと発見できるだけでもどれだけ心が楽になるでしょう。
ご自身の立場で全く見方が変わると思います。都合の良いように読み流すのが一番大事!
楽しいが一番!
出典:FNN
小学校2年生の子がこれだけ声を上げていて、お母さんも頑張っていたのに・・
事件の詳しいことを知ってしまい、本当にたった8歳で死にたいと思ってしまったのかもと思うと言葉がありません。
どうしてこんな事に・・
おわりに
気をつけて欲しいなと思うことがあります。
元気で明るい子が悩みがないわけではありません。
身体が小さくて、か弱そうな子がいじめられてばかりではありません。
男女問わず客観的に見てもらえる「眼」を持つ先生が、今どれだけいらっしゃるのでしょう。
「人間てなんで死ぬのに生まれるんだろう」
一番「死んじゃうとどうなるんだろう」って考えた時期がいつだったかは覚えていませんが、
父が病気で亡くなった時、私は8歳でした。
同じように苦しんでいる方、辛くても、絶対に生きる選択をして進んで欲しい。
1月22日更新